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投資の始め方

会社の始め方:
起業のためのステップ・バイ・ステップ・ガイド


ステップ1:国家経済省から仮登録証明書のコピーを入手する
この仮登録証明書の目的は、起業家が当初資本金を銀行口座に預けるにあたり口座開設を許可するものです。手数料はかかりません。
ステップ2:当初資本金を銀行に預ける
通常、当初資本金の25%と銀行手数料(表示資本の1/1000)が必要です。預金後、領収書を入手し国家経済省に提示します。
ステップ3:会社名を選び確保する
会社名を選んだ後、国家経済省が既に他社に使用されていないかを調べ見当たらない場合は$22(注1)で承認されます。
ステップ4:現地の弁護士を雇い会社に関する書類に署名させる
書類作成にあたり弁護士を雇うことをお勧めしますが絶対条件ではありません。しかし、書類が作成されたら署名は弁護士が行わなければなりません。費用は$200ー$3,000程度です。例えば$11,000で起業する会社は$500ー$700程度請求されます。
ステップ5:商業登記簿と一緒に登録する
必要書類
  • 定款
  • 付随定款
  • 株主身分証明書のコピー
  • 承認された会社名
項目別費用
  • 会社名認証 $22
  • 申請料金 $81
  • 署名認証費用 (会社登記前の署名:1回の署名につき$24、有限会社設立にあたり最低2回、株式上場会社設立にあたり最低7回の署名が必要となります)
  • 表示資本の1/1000
ステップ6:登記料を支払う
ステップ5に記載されてある費用は登記書類を提出した後に現地の銀行で支払います。国家経済省は支払いが済むまで申請書の審査をしません。
ステップ7:所得税と付加価値税を登録する
所得税と付加価値税の登録番号は同じです。ほとんどの場合、会計士が会社の税金を登録します(9割以上のケース)。会計士にかかる公式手数料は設定されていないものの年間にかかる費用は$400から始まります。
ステップ8:商工会議所に登録する
登録費は会社の資本や商工会議所によって異なります。参考としてラマラ商工会議所の費用は下記の通りです。
  • 優良評価:会社の登記資本金が50,000JD(ヨルダン・ディナール)以上の場合は入会費$140と年会費$140が必要です
  • A評価:会社の登記資本金が15,000JDー50,000JDの場合は入会費$106と年会費$106が必要です
  • B評価:会社の登記資本金が6,000JDー15,000JDの場合は入会費$70と年会費$70が必要です
  • C評価:会社の登記資本金が6,000JD以下の場合は入会費$35と年会費$35が必要です
ステップ9:自治体から営業許可を取得する
通常$120ー$700かかります。
ステップ10:企業帳簿を入手し承認する
全ての企業・財務記録は企業コントローラーと会計監査官によって認証されなければなりません。これは全ての企業に適応されますが、株式公開企業は他と比べて厳密な監査が行われます。
ステップ11:消防署から許可を取得する
会社が登録されている場所によってかかる費用は異なりますが1平方メートルあたり年間$0.20かかります。例えばラマラで100㎡を登録する場合は年間80イスラエル・シュケルかかり、1,000㎡の場合は650イスラエル・シュケルかかります。
会社登記にかかる費用は会社の資本や形態によって異なりますが$1,000ー$5,000程度です。全てのプロセスにかかる時間は1ヶ月未満ですが、パレスチナ投資振興事業団(PIPA)が新たな手続き方法を導入すれば更に時間が短縮されるでしょう。

注1: $1USは2008年3月末時点で3.5イスラエル・シュケル(NIS) 0.709ヨルダン・ディナール(JD)に相当します。


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